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NY外為9日=円は対ドルで15年ぶり高値付近、ユーロは下落 [株]

NY外為市場=円は対ドルで15年ぶり高値付近、ユーロは下落
10/09/10 06:58


ドル/円   終値    83.81/85
       始値    83.66/67
   前営業日終値    83.85/89

ユーロ/ドル 終値   1.2696/98
       始値   1.2729/30
   前営業日終値   1.2720/26
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 [ニューヨーク 9日 ロイター] 9日のニューヨーク外国為替市場では、円が対ド
ルで15年ぶりの高値付近で推移した。日本の当局者から為替に関してまちまちの発言が
出たことから、市場では、日本は円押し下げに向けた介入を行う用意がないとの見方が強
まった。
 投資家の間では欧州の銀行セクターの財務状況やソブリン債をめぐる警戒感が依然とし
て根強く、ユーロはドルと円に対して下落した。
 野田佳彦財務相は、為替介入に関して、シミュレーションはいろいろやっている、と述
べた。しかし一方で、白川方明日銀総裁は、政府の会合では、為替や金融政策については
話さなかった、としている。
 取引終盤の段階で、ドル/円 は0.1%安の83.82円。電子取引EBSでは
一時、ドルは83.49円まで下げた。EBSでは前日、ドルは15年ぶりの安値水準と
なる83.34円をつけた。
 ユーロ/ドル は終盤、0.2%安の1.2701ドルで推移している。またユー
ロ/円 は、0.1%安の106.54円をつけた。ユーロは円に対して一時、
105.98円まで売られ、8月末ごろにつけた9年ぶりの安値水準の105.41円に
迫った。

 米国や世界の経済見通しが不透明ななかで、投資家の安全志向が強まっており、アナリ
ストらは、円相場は向こう数カ月、強地合いが続く、と予想している。市場では、ドルが
80円近くに下落するまでは日本が介入に動くことはない、との見方が大勢となっている
という。
 RBCキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニア外為ストラテジスト、マシュー・
ストラウス氏は「財務省と日銀との見解の相違は続いているようだ」とし「モメンタムは
依然として円高方向だが、介入警戒感が円の一段の大幅な上昇を抑えている」との見方を
示した。
 野村は、ドル/円が今年末までに1ドル=82.5円に下落し、2011年3月までに
は80円に下落するとの見通しを示している。

 欧州主要行を対象に実施された健全性審査(ストレステスト)で、一部銀行はソブリン
債の保有高を実態よりも少なく申告していたとするウォールストリート・ジャーナルの報
道をきっかけに、ユーロは今週、売り圧力にさらされた。きょうは米経済指標が予想より
好調で、リスク許容度がやや改善したが、ユーロ安の流れは変わらなかった。

 豪ドル は一時、4カ月ぶりとなる高値水準をつけた。8月の豪雇用統計が好調な
内容で、利上げ観測が再燃した。豪ドルは直近では、対米ドルで0.6%上昇し
0.9241米ドルで推移している。




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